間違いやすい【癌対策】
タイトル通り、【間違いやすい癌対策】について書こうと思います。
と言いますのも、ネットを見ていても、「それは違うんだけどな〜」という情報を見たりします。
勿論、現段階では「正解のない病気」なので。
「違う」と思うのは、僕なりの考えでしかないのですが、それでも記事に、纏めておこうと思いました。
■ 良い方法から言いますと
僕が「良いと思う対策」を、箇条書きにしてみると、このようなものが挙げられます。
・食生活は、「和食」をメインに「バランスの良く」「適量」にて
・「適切な量の運動」の習慣化
・「タバコ」は吸わない
・「お酒」は程々に(できれば飲まない)
・「ストレス」を溜め込まない
・「睡眠」は十分に
このように書くと、「当たり前の事」のように感じますが。
この「当たり前の事」こそ、非常に重要なのです。
次は、本題である「間違えやすい対策」について、記載していきます。
■間違えやすい「癌対策」
・「オメガ3・6・9」は、積極的に摂ってはダメ
敢えて「オメガ3・6・9」を書きましたが、正確には「オイルを積極的に摂ってはダメ」です。
日本人は、「オイル(脂質)に対して、消化能力の弱い人種である事」がわかっています。
日常で使用する「油」を、「オリーブオイル」などに変える事自体は良いのですが、「積極的に摂る事」が間違いなのです。
なお、「オメガ3・6・9」であろうとなかろうと、「オイル(脂質)」を摂り過ぎると、日本人の場合は「大腸癌」のリスクを引き上げてしまいます。
しかし、「癌対策」として聞いてしまうと、「良いのなら、多めに取ろう」と、勘違いをしてしまいがちです。
もう一度書きますが、調理に使用する油を「オリーブオイル」等に変えて、「摂取量は控える」が、正しいです。
・「ナッツ」は、NG
先ほどの「脂質(オイル)」の話から、ピンと来た方もいるかもしれませんが、「ナッツ」は、「脂肪分の多い食物」です。
ただ、「脂肪分」と言っても、「不飽和脂肪酸」なので、良いとされている訳ですが、取り過ぎは良くありません。
「オリーブオイル」等と同様に、本当に「時々食べる程度」が良いと思います。
・「ヨーグルト」は、NG
こちらも、敢えて「ヨーグルト」と買いましたが、正確には「乳製品」がNGです。
日本人は、約9割の人が「乳糖不耐症」という体質です。
これはつまり、「乳製品に対する消化に向いていない体質」という事です。
最も注意が必要なのが、「10代の女性」です。
「日本人の乳癌」は、「20代〜40代」だけは、欧米人並みに発症率が高い事がわかっています。
特に、10代の「成長期」の習慣が、重要になる事が多いようで。この時期は、特に「乳製品」は、摂り過ぎないように、注意が必要なのだそうです。
とは言え、全く食べてはいけない、という事でもないです。
ただ、毎日食べる物ではないとは思います。
「時々、食べる程度」が、丁度良い食べ物だと思います。
・「運動」は、適切な量に
「運動の習慣化」は、非常に大切な【癌対策】です。
日常的に「運動」する事で、ありとあらゆる癌のリスクが下がります。
「運動」の効果は、【癌】だけにとどまらず、【認知症・糖尿病・その他の生活習慣病】のリスクをかなり軽減する事が認められています。
ただ1点だけ注意が必要なのは、「運動のやり過ぎ」です。
過剰な運動は、かえって「免疫力」を下げる事に起因します。
しかも、「適切な運動量は、個体差が大きい」為、自分自身で丁度良い量を、見極めなければなりません。
とは言え、「運動」は最も重要な【癌対策の1つ】です。
程々にしながら、習慣にする事が大切です。
■ 改めて「良い方法」を見て
ここでもう1度、先ほどの「対策」を見てください。
・食生活は、「和食」をメインに「バランスの良く」「適量」にて
・「適切な量の運動」の習慣化
・「タバコ」は吸わない
・「お酒」は程々に(できれば飲まない)
・「ストレス」を溜め込まない
・「睡眠」は十分に
これらと、「先ほどの間違いやすい事項」を照らし合わせて、考えてみて欲しいのですが。
つまり、僕が言いたかったのは、「1番の対策は、基本的な事をちゃんと行う」という事なんです。
「特定の方法」を見つけると、どうしても「その方法」に、すがりつきたくなる気持ちは、僕も理解できます。
でも、本当は違うのです。
大切なのは、「何事もバランス」です。
しかし、「特定の方法」はバランスを崩す事に繋がりやすいのです。
「特定の方法」よりも、「当たり前の事」を行なってみるようにされる事が、最も良い対策になると思います。