【直感】に従おう♪
今回は「直感に従うこと」について、お話します。
末期がんからの生還者の殆どは、「自分の直感」を大切にしているように思います。
「直感に従うこと」を良いとする、医学的なデータなどはありません。
そのような実験は、殆ど行われておりませんし、実証するのも困難な事柄です。
しかし、生還した人たちにそのような共通点があるのであれば、見逃せない事柄とも思います。
■ 「何か」を変える必要がある
がんと告知されてから真っ先に行うべきは、病気以前の生活から「何かを変える」ということです。
「何か」に原因があった為、このような結果になってしまった、と考える方が合理的だからです。
しかし、その「何か」は人によって違います。
例えば、同じような【食事療法】を行ったとしても、助かる人とそうでない人とがいます。
「何を変えるべきか?」は人によって違うのですが、その「何か」は自分で決めるしかありません。
このように「何か」を判断する時に、「直感に従うこと」が最も大切なのだというお話です。
■ 「何か」とは、「始めること」と「やめること」
ここまでお話した「何か」とは、大きく言えば、2つに分類できます。
・何かを始めること
・何かをやめること
自分ががんにかかってしまうと、多くの人は「始めること」に目を向けがちですが、同じくらい「やめること」も重要です。
「何かを始めること」はつまり、「新しい習慣を取り入れること」だと思います。
「新たな習慣」にも、大なり小なりの事柄があります。
例えば【食生活】ついて言えば、「新たに食べる物」と「食べることをやめる物」とがあります。
このような細かい事柄についても、「身体の声に耳を傾け、直感に従うこと」が、大切になります。
「やめること」については、【治療方針】に関わる事柄も入ります。
「病院(医師)」を変えることは、大きな決断です。
また「抗がん剤」などは、いつまでも継続できない特性を持った治療であり、【本格的な食事療法】とは併用が難しいものです。
これをやめることも、人によっては「大切な選択」になります。
(やめることを、推奨するお話ではありません)
また、このような「人生における選択」も、がんと向き合うことをきっかけに「やめること」を選択する人もいます。
末期がんから生還した人の中にも、このような選択をした人も。
これらは【ストレス】との関わりがある事柄ですが、人によっては大きくプラスになることもあるようです。
(これも、推奨するお話ではありません 笑)
■ 「がん」は「人生を変えるチャンス」にもなる?
これは私の考えになりますが。
がんという病気と向き合う為には、「何かを変える」必要があると言いました。
そして「がん」という病気は、ネガティブな要素が多い病気です…
しかし、見方を変えて考えると「人生を変えるチャンスが到来した」とも考えられます。
この考え方は、「がん」という病気の唯一のポジティブな要素であるとも思います。
これは、【スティーブ・ジョブズ氏】が生前に残し言葉です。
私たちは、健康に「普通の生活」をしていると、このような考えには盲目になりやすいです。
しかし、「がん」という病気は、多少強引でもこのような考えと向かい合うことになります。
これを、「絶望」と捉えるか「チャンス」と捉えるかは、自分次第です。
しかし、どうせなら「チャンス」と捉えてみて、「治療方針・その他対策」などだけでなく、「生き方」そのものにも、「直感」に従ってみるのも、良いのかなと思います。