【サプリ選び】は、プロに頼る
今回は【サプリ選び】についてです。
以前お話したように、摂取する【サプリ】についても、自分に合った物・量を選ぶ必要があります。
そして、【末期がんから生還した100人】は、自分に合うサプリ選びに関して、共通している「選び方」がありました。
100人のうちの多くに、このような共通点があることは、やはり見逃せません。
今回は、「プロ」の力を借りることの重要性をお話して参ります。
■「良薬」と「毒薬」は、紙一重
そもそも【サプリ(健康食品)】とは、食事だけでは「不足してしまう栄養素」を、補う為の食品です。
そして「栄養素」とは、様々な種類をバランス良く、適量で摂る必要があります。
過剰に摂ったり、不足したりすると、身体に悪影響があるからです。
■「フコイダン」を例に
先ほどの話を、「フコイダン」を例に見ていきます。
「フコイダン=がんに良い」とされる理由については、まず【ミネラル】について知らなければなりません。
【ミネラル】を適量摂ることは、「がんに良い身体作り」をする上では非常に重要です。
【がん】に留まらず、健康維持においても、しっかり摂取しておきたい「栄養素」でもあります。
しかし【ミネラル】は、通常の食事だけでは、不足してしまいがちです。
この【ミネラル】を補うのに、適しているのが「フコイダン」になります。
このような背景を知った上で、自分で「量」を見極められる人にとっては、「フコイダン=がんに良い」は正しいと言えます。
反対に一番怖いのは、「フコイダン=がんに良い」という情報だけが一人歩きをして、その事だけを取り入れて、疑いもせずに毎日摂取してしまう事です。
「フコイダンの摂取量」と「がんの罹患率」の相関性を、示したグラフです。
ご覧のように、「フコイダン」を毎日摂取している人は、【乳頭がん】においては2倍近くまでリスクが高くなっています。
「フコイダン」だけでなく、「他の健康食品」も「がんに良いとされる普通の食品」も、ほぼ全てが「良薬」にも「毒薬」にもなり得るのです。
加えて、「自分に合ったサプリ選び」をする行う場合、最初に行わないとならないのが「不足している栄養素を知ること」です。
このような背景があるからこそ、【生還者たち】は「プロの力」を借りたのです。
なお、「プロの力」を借りることが難しい人には。
【血液検査の結果】を見ながら、その都度その都度で、「足りない栄養素・摂りすぎている栄養素」を確認していく方法を、おすすめします。
ただし、この方法の場合、自分自身が【栄養学】に精通していなけれななりません。
その為、【栄養学】を少しずつ学んでいくことも、併せておすすめします。
「がんと闘う方法」というは、一筋縄ではいかないことの方が、多いように感じます。
「これさえ飲んでいれば大丈夫!」というシンプルな方法があれば、一番良いと思っているのですが、なかなかそうもいきません…
「リスクを伴う方法」が多いので、情報の発信には、いつも気を使います。
しかし、1人でも多くの方が、「自分に合った方法」を見つけて頂くことが、私の願いです。
どうか、このような情報がお役に立ちますと、幸いです。