【環状ポリ乳酸:最新情報】〜飲む量・効果の関連性〜
今回は、「私が最近知った、環状ポリ乳酸のお話」について書きます。
とても有意義な内容だったので、ぜひ最後までご覧ください。
■ 量が多いほど、効果が高い
これまでもお話したように、【環状ポリ乳酸】は、「1日の摂取量」が多い程、効果が高いと言われています。
これは、「東海大学による研究結果」からも実証されていたことですが。
「これが、なぜなのか?」というお話を、今回は差し上げます。
■ 「がんの種類(部位)」と「環状パターン」
C:サイデリック
P:ポリエステル
L:ラクト
このような言葉の、頭文字を取っています。
これを日本訳すると「環状に構成された、複数種類の乳酸物質」ということになります。
つまり、「複数の乳酸が、輪っかの形をした物」ということです。
ここで重要となるポイントのお話です。
・がん細胞の種類(部位)
・乳酸の輪の数
「この2つに関連性がある」ということが、今回わかったお話になります。
そして、もう1つ大切なポイントになるのが。
「乳酸の輪の数は、量が増えるほど広がる」ということです。
つまり、「(環状ポリ乳酸の)1日の量が増えるほど、効果期待できる、がんの種類も増える」ということです。
このグラフをご覧ください。
・右の図:結腸がんの細胞・環状ポリ乳酸との相関図
(東海大学の研究結果)
まず、「結腸がん」では【1,9mgの量】でも、効果が見られることがわかります。
しかし、「胃がん」の場合、【1,9mgの量】では殆ど効果が見られません。
ところが、【7,5mg】になった途端に、劇的に効果が高くなっています。
つまり、以下のようなことが言えると考えられます。
・胃がん :【1,9mg以上、7,5mg未満:環状パターン】で効果が見られる
・結腸がん:【1,9mg:環状パターン】で効果が見られる
このように、「がんの種類(部位)」と「環状ポリ乳酸の量」とで、適合性がある、ということがお分かりになると思います。
■ 最初の「お試し期間」ほど
【環状ポリ乳酸】を、インターネットなどでお知りになった殆どの方は。
「まず、お試し程度に飲んでみよう」という気持ちで始める方が、多いと思います。
しかし、ここまでのお話を考慮すると。
最初のタイミングこそ、「多めに飲む方が良いこと」がわかります。
「がんに罹患されている方」の場合、1日の摂取量で推奨されているのは【20g〜40g】です。
最初の3ヶ月は【1日:40g】を摂取して、効果の有無を確認したいところだったりします。
むしろ、「量を減らす」のは、効果があることを確認した後の方が良いのです。
1、効果があることを確認する(最初3ヶ月)
2、効果がある最低限の量を確認する(4ヶ月目以降)
このような順番で、お試しになることが良いと考えられます。
【1日:40g】というのは、金銭面としてみると、ちょっと高くつきます。
しかし、【環状ポリ乳酸】の特性を考えると、このように試していく方が良いと、考えざると得ないかなと思います。