【環状ポリ乳酸】〜研究が今も続く理由〜
久しぶりに、動画をあげます。
今回は【環状ポリ乳酸】についてです。
以前からお話しているように、【環状ポリ乳酸】は、様々な機関で研究がされている物です。
代表的なもので言えば、「東海大学・薬学部」によるものと、「長崎国際大学・薬学部」によるものがあります。
<長崎国際大学による研究>
http://oxpro.sakura.ne.jp/hp001/images/kobepdf/009-01.pdf
この辺りのことは、すでにご存知の方も多いと思います。
しかし、現在もなお、研究が継続されていることは、ご存知の方は少ないのではないでしょうか?
「一体、何のための研究なんだ?」
そのように思う方も、いるかもしれませんね(笑)
結論を言えば、【医療の現場】で使用できる物にする為の研究です。
知られているところと思いますが、【医療の現場】で使用できるようにする為には、「国からの認可」が必要です。
認可をもらう為には、膨大な量の研究結果(エビデンス)が必要になります。
しかし、認可をもらう為には、膨大な「費用・時間」が必要です。
【環状ポリ乳酸】の場合、最低でも「数十億円・20〜30年」はかかるとされているようです。
なお、【がんの種類毎のエビデンス】が必要なようです。
・どの臓器のがんに
・どの程度の量で
・どのような効果があったのか
このような「エビデンス」が必要なようです。
もし仮に、【環状ポリ乳酸】が医療の現場で使用されるようになれば。
がんの種類毎に、適切な量が処方されるようになります。
しかし、残念ながら、そのような状況になるのは、当分先のことになると思います。
いつ、そのような日が来るかはわかりませんが、これが実現される日が来ると良いなと思います(^^)