癌でも前向きになれるブログ(^^)

癌との向き合い方や、幸せになる為の考え方などを綴っていきます。

【抗がん剤 治療:止め時について】

今回の話は、【抗がん剤 治療の止め時について】なんですが。

 

最初に言うと、すごく難しい課題だと思います。

私自身も「こうした方が良いと思う」という答えを持っていないです。

 

 

がんに罹患してしまった人の場合、「がん細胞」が非常に強い状態なので、【抗がん剤 治療】を最初から受けないという選択は、私はあまりオススメできないと思っています。

 

ただし、抗がん剤は「始めること」よりも「やめること」の方が、判断が難しいと思います。

 

これは【パフォーマンス・ステータス(通称:PS)】と呼ばれるものです。

 

簡単に言えば、「QOL」を数値化したものです。

 

お医者さんが「抗がん剤 治療」を継続するか、一度休憩した方が良いか、止めた方が良いかなどを判断する際には、この【パフォーマンス・ステータス】が基準になるそうです。

 

ただし、お医者さんが「抗がん剤をやめましょう」と言うのは、本当に最後の最後みたいです。

・起き上がることが難しい状態

・通院することが難しい状態

 

勿論、全てのケースではありませんが。

基本的には、このような状態までならないと、医者さんから「抗がん剤をやめましょう」とは言わないみたいです。

 

通常医療の中で見れば、手術ができない方にとって「抗がん剤は最後の砦」です。

 

多分、お医者さんが簡単に「やめましょう」とは言えないのは、そういう理由もあると思います。

 

しかし、私には「必要以上に継続させていないか?」というケースが多いように感じます。

 

勿論、主治医の先生と相談しながらにはなることですが。

 

さっき言ったような理由から、お医者さんからは「やめましょう」とは言いにくい立場なのだと思います。

 

そうなると、「自分自身で判断しなければならないこと」のように思います。

 

ただし、いきなり「抗がん剤をやめたい」と切り出すと、思い切り不機嫌になるお医者さんがいるのも、残念ながら事実だと思っています。

 

実際、私の主治医も母の主治医も、そのようなお医者さんでしたから(^^;

 

ですが、「休憩したいと考えていますが、いかがですか?」という切り出し方なら、角も立たない、良い質問方法のように思います。

 

それに、「休憩」であれば、「再開」を考える事もできると思いますので。

 

休憩期間中に、当然「検査」は行われるでしょうから、その検査結果などから「再開」するかどうかを決めても良いと思います。

 

世の中には「(家族が)抗がん剤に殺された」という人も、残念ながらいます。

 

そうならない為にも、どこまで治療を継続すべきかの判断は、とても大切ですし。

 

「副作用で辛い」と思う場合、それを心に溜めずに、出来るだけ周りに相談する環境が大切だと思います。