癌でも前向きになれるブログ(^^)

癌との向き合い方や、幸せになる為の考え方などを綴っていきます。

【代替え療法】〜「必要な人・心得」について〜

今回は【代替え療法】についてです。

 

【代替え療法】は様々方法があるので、「どれを選べば良いのか?」迷ってしまったり。

 

「通常医療があるのに、代替え療法って必要なの?」という疑問を持ってしまうと思います。

 

結論から言うと、以下2つのことが言えると思います。

 

・方法に「確実な答え」などは無く

・【代替え療法】が必要な人もいる

 

まずは、【代替え療法】が必要な人について、お話していきます。

 

これは「末期がんから生還した人達」を綴った本です。

 

彼らは、全員が「何かしらの代替え療法」を行なっておりましたが。彼らがそれを行うきっかけになったのが、「とある考え」によるものでした。

 

彼らは全員、お医者さんから「助かる可能性はない(低い)」と言われていました。

 

「助からないと言っている人が施す方法だけをやっても、助からないだろう。それなら、別の方法を考えないといけない」

 

このように考えたのです。

シンプルですが、もっともな考え方です。

 

・【通常医療】だけで治る見込みがあるなら、必要ない

・【通常医療】だけで治る見込みがないから【他の方法】を模索する

 

【代替え療法】の必要性については、シンプルにこう考えて良いと思っています。

 

次は、【代替え療法】を探す・実践するにあたっての「心得」をお話します。

 

これも結論から言うと、このようなものがあります。

 

 <代替え療法の心得>

・「正解」は無いことを理解する

・「実践する方法」は自分で決める

・「どんな方法」も、継続する

・「結果」をすぐに求めない

 

1つずつお話していきます。

 

・「正解」は無いことを理解する

自分が当事者になると、「正解(確実な方法)」を探そうとしてしまいます(私にも経験があります)。

 

しかし、「がんの対策」は調べれば調べれるほど、「これをやっておけば間違いない!」という方法は無いと痛感させられます。

 

私の場合は、新しい方法を見つけても、「助からなかった人」がいたり、「デメリット」も存在しました。

 

それらを繰り返している内に、私が至ったのは、次のような考え方でした。

 

「絶対の方法がないのなら、方法と生き方くらいは、せめて自分で選ぼう!」

 

私の場合は、このような境地に辿り着くことで、かえってモヤモヤした気持ちが晴れました。

 

・「実践する方法」は自分で決める

「自分で決める」という行為は、皆さんが思っている以上に重要なことです。

 

「自分で決めても、人から勧められても、方法は同じなのだから、結果も同じでしょ?」

 

→ いいえ、全然違います。

 

なぜか、わかりますか?

 

「人は、自分で決めた方法でないと、続けられないから」です。

 

私は、ご家族やご友人が「がんになってしまった」と相談されることもありますが。「どんな方法」を勧めても、自分自身が必要性を感じた方法でないと、続きません。

 

【代替え療法】は、「経済的な面」や「精神的な面」に、多少なりとも負担のかかる方法ばかりです(負担のかからない方法は、多分効果を期待できないと思います)。

 

自分自身に「強い意志」がないと、続かないのです。

 

・「継続・結果」について

最後は、残りの項目を纏めてお話します。

「継続・結果」についてです。

 

まず、この人の、この言葉をご覧ください。

 

【イェシ・ドンデン氏】です。

この方は、チベット医学の第一人者で、多くの【末期がん患者】を救っています。

 

その為、世界中の【末期がん患者】が、彼の元に救いを求めてきます。

 

その彼の言葉が

「すぐに効果を求めないで、継続して下さい」です。

 

全ての【代替え療法】は、この言葉に通じます。

 

【通常医療】は「病気の原因を叩いて治す方法」です。

 

主に「手術・薬品」を用いる方法のため、即効性はあるものの、体質そのものは改善しません。

 

【代替え療法】は「体質そのものを改善する方法」です。

 

つまり、「がんに罹患する前の身体」に戻す、という方法になります。

 

思い出してほしいのは、「がんに罹患するまでの期間」です。

 

一般的には「10〜15年」は、がんに罹患するまでにかかっている期間だと言われています。

 

長い時間をかけて変化した体質を戻すには、やはり長い時間をかけなければなりません。

 

つまり、逆説的に言うと、こうなります。

 

・「結果」はすぐには表れない

→ 「継続」しなければならない

→ 「自分で選んだ方法」でないと「継続」は難しい

 

ここまでお話してきた事は、全て繋がっています。

 

ここまでを振り返ると、「代替え療法の心得」には、このようなことがあります。

 

これらは全て重要です。

 

私が発信する情報は、「自分に合った方法を探すお助け」としていますが、このような前提でご覧頂くと、良いのかなと思います。

 

「心の詰まり」を見つけよう♪

前回の【記事・動画】で、「心の詰まり」について、お話しました。

 

<前回の記事>

「心の詰まり」を解放せよ!! - 癌でも前向きになれるブログ(^^) (hatenablog.com)

 

今回は、この記事の続きになります。

 

私たちには、様々な感情があります。

 

新しい感情が生まれる → 感情は消えていく → また新しい感情が生まれる

 

この繰り返しで、まるで「滝のような状態」です。

 

この「滝のような状態」こそ、健康的な精神状態です。

 

しかし、「負の感情」が生まれ、知らず知らずのうちに、そこに蓋をしてしまい、心の奥に閉ざしてしまうことがあるそうです。

 

これは珍しいことではないようで、誰にでも起こりうることだそうです。

 

※「コンプレックス」に近いかもしれいません。

 

このように「(滝のような)感情の流れ」をせき止めてしまうと、「負の感情のダム」となって、心・身体を蝕んでいきます・・・

 

「心の詰まり」の原因となっているものを取り除き、再び「滝のような状態」に、戻してあげる必要があるのです。

 

 

しかし、一番の問題は「その原因」が、自分でもわからないことです。

 

人によっては、幼い頃に閉ざしてしまった可能性もあり、そのようなものを「特定して、取り除く」という作業は、ものすごく難しいことのようです。

 

とは言え、「取り除いてあげるべきもの」です。

今回は「原因となる感情の見つけ方」を、いくつかご紹介します。

 

一番確実な方法は、「カウンセラー・セラピスト」のカウンセリングを受けることです。

 

確かに確実な方法と言えますが、本格的過ぎて、最初からこれをやろうとは思えないと思います(^^;

 

個人的には「有効な方法」だと思いますが、もう少し「日常的に取り組める方法」をお話します。

 

【日記】をつけることが、簡単にできる方法だと思います。

 

もし、「毎日書くこと」がストレスになってしまうのなら、「大きな感情」が生まれた時のみ、書き残す方法でも良いと思います。

 

大切なのは、繰り返し書くことで、「自分でも気づかなかった、固執しているものを発見すること」です。

 

もっと「手軽な方法」では、「1日に感じたことを、振り返る習慣をつけること」です。

 

本当は「書く」という、明確にアウトプットした方が良いのですが。

 

それがストレスになってしまうのなら、心の中で思い返してみるだけの方法から、試してみると良いでしょう。

 

【日記】をつけるにしても、「心の中で振り返る」にしても、その日を振り返る行為に違いありません。

 

そのようにすると、「小さな後悔・小さなわだかまり」が生まれているかもしれません。

 

その場合は、自分で自分を「許してあげたり、励ましてあげたりする」と良いです。

 

 

そのようにして、「その日の負の感情」は、その早いうちに手放してあげると良いのです♪

 

「心の詰まり」を解放せよ!!

今回は、「心の詰まり」についてお話します。

 

「心の詰まり」と聞いても

「何のこと?」と思うかもしれません。

 

しかし、「心の詰まり」は、誰にでも起こりうる【循環エラー】です。

 

「関係ないこと」とは思わず、最後までご覧頂くと、良いと思います。

 

【100人の末期癌から生還した人】の話をまとめた本ですが。

 

ここに書かれている生還者は、自分が【がんになった原因】を、「身体と心に、何か詰まったもの(エラー)が生じたから」と考えていたことが、書かれています。

 

まずは、【身体の循環】からお話しますと。

私たちの身体は、以下のような循環で成り立っています

 

・物を食べる

・身体が消化する

・エネルギーを作り出される

・エネルギーによって、活動する

・無駄を物が、排出される

 

この循環が繰り返されることで、【健康な状態】が保たれていきます。

 

しかし、この【循環】のどこかに、エラーが発生してしまったら、どうでしょうか?

 

例えて言うなら、【事故の起こった高速道路】みたいなものです。

 

高速道路で事故が起こると、そこの箇所に渋滞が起こり、車の流れが停滞します。

 

このような状態が、身体の中でも起こるのです。

 

そのような状態が、10年も15年も続き、身体に負担が蓄積されていけば、病気になってしまうのも、頷けると思います。

 

 

つまり、【健康な状態】に戻そうと思うのであれば、「身体の循環」を元に戻す努力をすべき、ということになります。

 

 

そして、「身体」と同様に、「心」にも【循環】があるのです。

 

ただし、「心」の場合は【循環】というよりも、「滝のような状態」をイメージすると、良いかもしれません。

 

私たちには「喜・怒・哀・楽」といった、様々な種類の感情があります。

 

様々な種類の感情が、生まれては消えていき、また新しい感情が生まれる・・・

 

この繰り返しだから、「滝のような状態」です。

 

この「滝のような状態」こそ、私たちの心が「本来あるべき状態」なのです。

 

もし、何かしらの「負の感情」が生まれても、それを捨てることができずに、抱え込んでしまったとしたら?

 

心の中に「負の感情のダム」が出来てしまい、新しい感情が生まれにくい状態になってしまいます。

 

これが「心の詰まり」です。

 

そして、その「負の感情」は、自分自身でも気づいていないうちに、蓋をしてしまっている可能性が高いのです。

 

何故なら、そのような感情の多くが、以下のような感情の可能性があるからです。

 

・人には相談しにくい内容だから

・自分自身の「恥部」である内容だから

 

このような感情の場合、自分でも「認めたくない」という抑制がかかります。

 

そのようにして、「負の感情のダム」は、出来上がってしまうのです…

 

しかし、「手放さないとならないもの」の、正体がわからないと、手放すことができません。

 

その感情の正体が、たとえ「自分の恥部」であったとしても、人に話さなければならない訳ではないので、まずは「自分自身の中で、認めるところ」から始めましょう。

 

なお「がん」という病気に限らずですが。

 

知らず知らずのうちに「負の感情のダム」が出来てしまうことは、誰にでも起こりうることでもあり、実は非常に怖いことだと、私は思っています。

 

「心の中の詰まりの原因(しこり)」の正体がわかったら、今後はそれを少しずつ手放していきましょう♪

この「手放す方法のコツ」については、次回お話しようと思います(^^)

 

【前向きさ】が起こす「身体の変化」

「がんは、前向きでいた方が良い」

こんな言葉を、聞いた事はあるでしょうか?

 

「そんなの迷信でしょ?」

そうではありません。

結論から言うと、「前向きになることで、身体の免疫力はアップします」。

 

これは、研究などからも実証されていることです。

 

そして、「末期がんから生還した人たち」は、このことを知っており、普段から意識的に「前向きに過ごす」ように努力しているのです。

 

これは、お医者さんから見放されるくらいの【末期がん】から、生還した100人に【共通していた対策(項目)】です。

 

この9つの項目の内、なんと7つが「心・魂」に関係する内容でした。

 

この著者は、実際に100人に会い、取材をしてこの本を書き上げましたのですが。

 

取材前は、【食事・運動・代替療法】など、もっと実践的な方法が多くなるだろうと想像していたそうです。

 

しかし、そのような内容は【食事・健康商品(サプリ等)】しかなく、むしろ「心・魂」のことについて、話をする人が多いことに、とても驚いたと書かれています。

 

これは、本の中に書かれた言葉です。

 

確かに私たちは、「がんに対する具体的な方法」には目を向けやすいのですが、「日常の過ごし方」を顧みることには、盲点になっているかもしれません。

 

人間には、「2つのモード」があるそうです。

・治癒モード ・攻撃モード

 

この2つしかないそうで、必ずどちらかのモードになっているそうです。

 

【攻撃モード】は、過度なストレス・不安などを感じた時になるようです。

 

脳が細胞に対して、「逃げるな!戦え!」と指令を出し、緊張状態になるそうです。

 

【治癒モード】は、愛・喜び・幸福を感じた時になるようです。

 

「身体の自然治癒力」に関係する、様々なホルモンが分泌され、結果的に治癒の力が上がります。

 

この【治癒モード・攻撃モード】は、「自律神経(交感神経・副交感神経)」に似ているように思います。

【治癒モード】になると、このような変化が身体に起こるそうです。

 

「100人の生還者たち」は、このことを知っているので、日常から【幸福】を感じようと、意識的に行ったと書かれています。

 

「笑うこと」は、意識的にでもした方が良いそうです。

 

「お笑いの映像」を観て、意識的に笑ったことで、病気が完治した人がいる、という話は聞いたことがあるかもしれませんが。あながち間違った方法ではないそうです。

 

それから、「何かに対して、愛情を持つ行為(感情)」も大切だそうです。

 

「家族、恋人、友人、ペット、愛用している物、自分自身」など、愛する対象は何でも良いそうです。

 

愛する対象が、「がん細胞」であっても問題ないそうです。

「愛する」という感情を持つことそのものが重要なようです。

 

そうすることによって、身体が【治癒モード】に入ることができるようです。

 

再びこの言葉を振り返ります。

 

「日常を見直すこと」が書かれているのですが、これは「ちょっとしたこと」の積み重ねであるように思います。

これは、「生還者の1人」の体験談ですが、【初めての抗がん剤治療】を行う前は、恐怖と不安が、とても大きかったそうです。

 

そこで彼女は、「以前から欲しかったスニーカー」を購入し、それを履いて治療を受けたそうです。

 

そのことで、治療に対する、恐れ・不安といったものが、和らいだと言っています。

 

【環状ポリ乳酸】も、それに一役買ってくれる物だと思います。

 

私や母もそうでしたが、「抗がん剤の副作用・軽減」については、殆どの人が効果を実感している物なので。

 

「化学療法での辛い時間を、うまくやり過ごす」という意味では、効果の高い物だと思います。

 

このように【身体の免疫力(治癒の力)】は、「日々の過ごし方・気の持ち方」に大きく影響があると考えられます。

 

何よりも、「生還した100人」が、全員そのようなことを意識して過ごしていたのですから、見逃せない内容だと思います。

 

「幸福を感じられる、自分なりの方法」を模索してみると、良いと思います♪

 

【食事改善:負担を減らす考え方】

今回は【食事改善】についてお話します。

 

【対がんとしての食事】には、様々な考え方があり、正解はないと思います。

 

その為、今回お話する内容は、あくまで私個人の考え方になるので、その上でご参考にされてください。

 

 

私ががんに罹患したばかりの頃は、【食事改善】にすごく気を使いました(^^;

 

人伝手に聞いたり、インタネットや本で調べたりして、「がんに良いとされる食べ物」を、熱心に調べました。

 

「がんに良いとされる食べ物」は、できるだけ毎日食べようと努めて。

 

「がんに悪いとされる食べ物」は、一切口にしないようにしました。

 

そのような【食生活】を、1年ほど続けました。

 

ある日、友人と「食事の話」になった時のことですが。

 

私が「この食べ物が良いんだよ」と話したところ。

 

彼は「あれ?それって良くないって聞いたことが…」と言ったのです。

 

気になったので、後日そのことについて調べてみると。

 

確かに「がんへの悪影響」について書かれているものを見つけました。

 

この時はじめて、「どんな物も、食べ過ぎると悪影響になること」を知ったのです。

 

「食べ過ぎなければ良いだけだよね?」

そのようにも思いました。

 

しかし、病院で処方される「薬」には、お医者さんが「適量」を教えてくれますが、「食事の適量」は、誰も教えてくれません。

 

「食べ過ぎかどうか」を自分で判断するのは、「薬の量」を自分で決めるようなものだと思って、危険なような気がしたのです。

 

そうして【食生活の改善】を始めてから1年くらい経ったタイミングで、再び【食生活】について考え直すことにしました(^^;

 

 

後に辿り着いたのが、「負担を減らす食生活」という考え方でした。

この考え方について、説明をしていきます。

 

この病気は、「どこかしらの箇所に、がん細胞(悪性腫瘍)ができるところ」から始まります。

 

そして、「がん細胞」というのは、10年以上かかって大きくなっています。

 

つまり、その「どこかしらの箇所(原発巣)」は、10年以上負担がかかっていた可能性があると考えたのです。

 

「これ以上、腫瘍ができた箇所に負担をかけないようにする」

 

と考えた方が、リスクなく効果的と思いました。

 

<例1:肝臓の場合>

【アルコール類・脂肪・糖質・加工肉】などを食べ過ぎると、肝臓の負担を大きくします。

 

それなら、これらを食べる量を、減らしてあげれば良いのです。

<例2:大腸の場合>

【脂肪(揚げ物 含む)・肉類・加工肉】などを食べ過ぎると、大腸の負担を大きくします。

 

やはり、これらを食べる量を、減らしてあげれば良いと思います。

 

以前から私が【和食中心の食生活】をオススメする理由は、この考え方から来ているものです。

 

日本人にとっての和食は、【消化器系:臓器】に最も負担の少ない食事と言われております。

 

「エネルギー化の効率が良い=余計なものを体内に残さない」ということです。

 

その為、「和食+腹八分目」が、最も良い食事改善だと思ったのです。

 

しかし、最初にも言ったように、【食事改善】に対する考え方には様々なものがあり、正解もありません。

 

あくまでもそのような前提で、参考にしていただくと良いのかなと思います。

 

【骨髄バンク・ドナー】〜登録したかったけど、無理みたい(^^;〜

先日のブログでも書きましたが。

「今年で再発なし5年」になるので、できるのであれば【骨髄バンク・ドナー登録】したいと考えていました。

 

ただ、身体が身体なので、「こんな自分でも登録出来るのか?」と思い、「医者の友人」に聞いてみることにしました。

 

※「血液内科医」の友人です。

 

結論としては、「がんの罹患歴」がある場合、完治した場合であっても登録できないそうです…

 

・参考サイト

https://www.jmdp.or.jp/sp/reg/about/requirement.html

 

このサイトの【ドナー登録できないケース:項目2】に書かれています。

 

できないものは仕方がないので、せめて以下はやろうと思いました。

 

献血(これはOKみたいでした)

脳死時:臓器提供(両親にもOKもらいました)

 

「残りの人生」は、生かしてもらったようなものなので、せめてこれくらいはしたいと思います。

 

※ 勿論、これらの判断は【個人の意思】が尊重されるものなので、「これをやっているから素晴らしい」ではないとは思います。

 

【抗がん剤 治療:止め時について】

今回の話は、【抗がん剤 治療の止め時について】なんですが。

 

最初に言うと、すごく難しい課題だと思います。

私自身も「こうした方が良いと思う」という答えを持っていないです。

 

 

がんに罹患してしまった人の場合、「がん細胞」が非常に強い状態なので、【抗がん剤 治療】を最初から受けないという選択は、私はあまりオススメできないと思っています。

 

ただし、抗がん剤は「始めること」よりも「やめること」の方が、判断が難しいと思います。

 

これは【パフォーマンス・ステータス(通称:PS)】と呼ばれるものです。

 

簡単に言えば、「QOL」を数値化したものです。

 

お医者さんが「抗がん剤 治療」を継続するか、一度休憩した方が良いか、止めた方が良いかなどを判断する際には、この【パフォーマンス・ステータス】が基準になるそうです。

 

ただし、お医者さんが「抗がん剤をやめましょう」と言うのは、本当に最後の最後みたいです。

・起き上がることが難しい状態

・通院することが難しい状態

 

勿論、全てのケースではありませんが。

基本的には、このような状態までならないと、医者さんから「抗がん剤をやめましょう」とは言わないみたいです。

 

通常医療の中で見れば、手術ができない方にとって「抗がん剤は最後の砦」です。

 

多分、お医者さんが簡単に「やめましょう」とは言えないのは、そういう理由もあると思います。

 

しかし、私には「必要以上に継続させていないか?」というケースが多いように感じます。

 

勿論、主治医の先生と相談しながらにはなることですが。

 

さっき言ったような理由から、お医者さんからは「やめましょう」とは言いにくい立場なのだと思います。

 

そうなると、「自分自身で判断しなければならないこと」のように思います。

 

ただし、いきなり「抗がん剤をやめたい」と切り出すと、思い切り不機嫌になるお医者さんがいるのも、残念ながら事実だと思っています。

 

実際、私の主治医も母の主治医も、そのようなお医者さんでしたから(^^;

 

ですが、「休憩したいと考えていますが、いかがですか?」という切り出し方なら、角も立たない、良い質問方法のように思います。

 

それに、「休憩」であれば、「再開」を考える事もできると思いますので。

 

休憩期間中に、当然「検査」は行われるでしょうから、その検査結果などから「再開」するかどうかを決めても良いと思います。

 

世の中には「(家族が)抗がん剤に殺された」という人も、残念ながらいます。

 

そうならない為にも、どこまで治療を継続すべきかの判断は、とても大切ですし。

 

「副作用で辛い」と思う場合、それを心に溜めずに、出来るだけ周りに相談する環境が大切だと思います。