【前向きさ】が起こす「身体の変化」
「がんは、前向きでいた方が良い」
こんな言葉を、聞いた事はあるでしょうか?
「そんなの迷信でしょ?」
そうではありません。
結論から言うと、「前向きになることで、身体の免疫力はアップします」。
これは、研究などからも実証されていることです。
そして、「末期がんから生還した人たち」は、このことを知っており、普段から意識的に「前向きに過ごす」ように努力しているのです。
これは、お医者さんから見放されるくらいの【末期がん】から、生還した100人に【共通していた対策(項目)】です。
この9つの項目の内、なんと7つが「心・魂」に関係する内容でした。
この著者は、実際に100人に会い、取材をしてこの本を書き上げましたのですが。
取材前は、【食事・運動・代替療法】など、もっと実践的な方法が多くなるだろうと想像していたそうです。
しかし、そのような内容は【食事・健康商品(サプリ等)】しかなく、むしろ「心・魂」のことについて、話をする人が多いことに、とても驚いたと書かれています。
これは、本の中に書かれた言葉です。
確かに私たちは、「がんに対する具体的な方法」には目を向けやすいのですが、「日常の過ごし方」を顧みることには、盲点になっているかもしれません。
人間には、「2つのモード」があるそうです。
・治癒モード ・攻撃モード
この2つしかないそうで、必ずどちらかのモードになっているそうです。
【攻撃モード】は、過度なストレス・不安などを感じた時になるようです。
脳が細胞に対して、「逃げるな!戦え!」と指令を出し、緊張状態になるそうです。
【治癒モード】は、愛・喜び・幸福を感じた時になるようです。
「身体の自然治癒力」に関係する、様々なホルモンが分泌され、結果的に治癒の力が上がります。
この【治癒モード・攻撃モード】は、「自律神経(交感神経・副交感神経)」に似ているように思います。
【治癒モード】になると、このような変化が身体に起こるそうです。
「100人の生還者たち」は、このことを知っているので、日常から【幸福】を感じようと、意識的に行ったと書かれています。
「笑うこと」は、意識的にでもした方が良いそうです。
「お笑いの映像」を観て、意識的に笑ったことで、病気が完治した人がいる、という話は聞いたことがあるかもしれませんが。あながち間違った方法ではないそうです。
それから、「何かに対して、愛情を持つ行為(感情)」も大切だそうです。
「家族、恋人、友人、ペット、愛用している物、自分自身」など、愛する対象は何でも良いそうです。
愛する対象が、「がん細胞」であっても問題ないそうです。
「愛する」という感情を持つことそのものが重要なようです。
そうすることによって、身体が【治癒モード】に入ることができるようです。
再びこの言葉を振り返ります。
「日常を見直すこと」が書かれているのですが、これは「ちょっとしたこと」の積み重ねであるように思います。
これは、「生還者の1人」の体験談ですが、【初めての抗がん剤治療】を行う前は、恐怖と不安が、とても大きかったそうです。
そこで彼女は、「以前から欲しかったスニーカー」を購入し、それを履いて治療を受けたそうです。
そのことで、治療に対する、恐れ・不安といったものが、和らいだと言っています。
【環状ポリ乳酸】も、それに一役買ってくれる物だと思います。
私や母もそうでしたが、「抗がん剤の副作用・軽減」については、殆どの人が効果を実感している物なので。
「化学療法での辛い時間を、うまくやり過ごす」という意味では、効果の高い物だと思います。
このように【身体の免疫力(治癒の力)】は、「日々の過ごし方・気の持ち方」に大きく影響があると考えられます。
何よりも、「生還した100人」が、全員そのようなことを意識して過ごしていたのですから、見逃せない内容だと思います。
「幸福を感じられる、自分なりの方法」を模索してみると、良いと思います♪