【代替え療法】は、詐欺医療なのか?
【代替え療法】には、驚くほど「高額なもの」が存在します。
あまりに高額なため賛否が分かれたりしますが、今回は「詐欺医療なのか?」ということについて、私が思うことを書きたいと思います。
■ 治せなければ「詐欺」なのか?
重要なポイントは「治せない方法は、すべて詐欺扱いになるのか?」ということだと思います。
【代替え療法】を模索する人は、【通常医療】だけでは「助かる見込みが少ない」と言われた人が多いと思うのですが、「治したい」と思う気持ちはあって当然です。
しかし、【通常医療】で治せないものに対して、「治せない方法はすべて詐欺扱いにする」という考え方は本当に正しいのでしょうか?
■ 「延命・QOL改善」は、効果にならないのだろうか?
【通常医療】を含めた「全ての方法」に言えると思いますが、「治す」ということだけが「効果」を示すものではありません。
切除が難しい【末期がん】においては、【通常医療】ですら「延命」にしかならないケースが殆どなのが現状ですので、そのように考えてしまうと【通常医療】ですら「詐欺医療」ということになってしまいます。
・「絶対に治す方法」は存在しない
・【ナノナイフ、重粒子線治療】ですら「延命効果」に留まっている
前日の記事に書いたことですが、これも現状です。
私は「延命効果」や「QOLが改善」も立派な効果だと思うので、この辺りについても評価していくべきだと思います。
「延命効果」や「QOLが改善」であっても、病に何らかの好影響があったことが思慮されます。
そのことを考慮せずに「治らなかったのなら意味ないね」と闇に葬ってしまったら、その後の発展につながっていかないとも思います。
■「延命効果・QOL改善」は、なぜ評価にならないのか?
「延命効果」や「QOL改善」などは、【通常医療】だと評価されることが多いのに対して、【代替え療法】ではあまり評価の対象になっていないように思います。
【代替え療法】であっても「治すこと」以外のことについても、キチンと評価をしていくべきだと私は思いますが。
そういう風潮にならないのは、恐らく「高額」だからだと思います。
高額な【代替え療法】は「300〜400万円」というのが相場です。
「このような金額を支払うのであれば、治らなければ意味がない」と思ってしまうのは、心理的に仕方がないようにも思います。
この「金銭的な問題」については、今後一番に取り組むべき課題なのかもしれません。
■ 私たちができることについて
上記の「金銭的な問題」は、今すぐに解決できる問題ではありません。
もし【通常医療】では治る見込みが少ない状況になってしまい、【代替え療法】を検討するとしたら、私たちにできることはあるのでしょうか?
私はこのように思います。
・しっかり効果を調べること
まずは【代替え療法】を受けたいかどうかです。
「私には1ミリも必要のない方法だ」と思うのなら考える必要はありませんが、もし「検討してみたい」と考えるのであれば、まずはしっかり「効果」を知るべきです。
勿論、「効果」というのは「治るかどうか」だけではなく、「延命効果・QOL改善」なども含めた【奏効率】のことです。
これをしっかり把握した上で「自分にとって有効な方法であるかどうか」を、ご自身で考えることが大切です。
・事前にできることとして
病気にかかる前限定の対策になりますが、【がん保険】に「先進医療特約」を付けることではないでしょうか。
月々の保険料は上がりますが、これを付けることで「多くの選択肢」ができます。
健康な状態である内から【代替え療法】について学んでおき、もし罹患した場合に「これなら受けたい」という方法を想定した上で、「先進医療特約」を付けることが最も良いと思います。
今回も【代替え療法】について書きましたが、「少しでも可能性を上げる方法」は、柔軟にかつ慎重に模索しなければなりません。
その為には「治る治らない」だけではなく、もっと複合的な目線で見ていく必要があるように思います。
このような内容が「ご自身に合う方法」を見つけるために、お役に立てば幸いです。
今後に期待したい【がん治療(代替え療法)】
今回の記事では、個人的に思う「今後に期待したい・がん治療」について書いてみます。
現在でも様々な【代替え療法】がありますが、それにも少し触れながら書いてみたいと思います。
■ 有効だと感じる「現在の代替療法」
私個人が感じることですが、「現在の代替え療法」では、このようなものが良いと思っています。
・環状ポリ乳酸
・免疫療法
・ナノナイフによる手術
私が知るものでは、「がん細胞」に対して直接的な作用をする【代替え療法】は、この4つしかありません。
「期待値の高い方法」であるなら、「がん細胞」に対して直接的な発揮する方法であることは必須であるように思います。
■ 今後の期待できる方法とは
上記「4つの方法」の中で、最も今後の進化に期待をしたいのは、以下の2つだと考えています。
・ナノナイフによる手術
この2つが他の方法と大きく異なるのは、「がん細胞に対して物理的な攻撃を与える」という点です。
現在の【通常医療】で最も効果の高いのは【外科手術】になりますが、「がん細胞」を直接切り取ってしまうこの方法が最も適切な方法なのであれば、同じように「物理的なダメージ」を与える方法が最も有効だと思いました。
【ナノナイフでの手術】は、細い針のようなものを刺し、「コンマ何秒かの高圧電流」を連続して流します。
【がん細胞】を「電流の熱によって焼き殺す」という方法です。
【重粒子線治療】は「がん細胞が存在する箇所」だけをピンポイントで爆発させる放射線治療です。
どちらの方法も「がん細胞をピンポイントで、熱によって死滅させる」というアプローチが共通しています。
■ 現段階における効果は?
【ナノナイフでの手術】と【重粒子線治療】は、「膵臓がん」の治療として用いられることが多い方法です。
では「ステージ3〜4:膵がん」の場合における効果が、どの程度のものかを調べてみました。
・通常医療のみの場合
比較のために【通常医療】のみでの話からです。
【膵がん】は最もに進行の早い部類の1つのため、非切除の場合、見つかってから「3〜4ヶ月程度」で亡くなるケースが多いです。
・ナノナイフでの手術
完治に至るケースはほぼありませんが、見つかってから「2年後」など、【延命効果】は認められています。
完治に至るケースはほぼありませんが、見つかってから「3年後」など、【延命効果】は認められています。
このように、現段階では「完治」させる治療とまではいかないものの、【延命効果】として、一定の効果が出ているのは間違いなさそうです。
■ 現段階での課題
【ナノナイフでの手術】と【重粒子線治療】の「課題」について見てみます。
〜費用面〜
まずは、やはりなんと言っても「費用」です。
・ナノナイフでの手術:200〜300万円
・重粒子線治療:400〜500万円
【重粒子線治療】の場合、一部「保険」が適用になるケースもあるようですが、まだまだ一般的ではないため、ほとんどのケースでは【自費医療】になります。
〜【ナノナイフ】の課題〜
まず【ナノナイフでの手術】の課題は、「施術できる医師」が圧倒的に少ないことです。
「厳密に何名の方が出来るのか?」は、私もしっかり把握しておりませんが、恐らく「日本に数名程度」だと思われます。
それにまだ「検証段階の医療行為」のため、「安全面」もしっかり整備されておらず、頻度を高くして施術を受けることができません。
しかし将来的に、もし以下のように進化したらどうなるでしょうか?
・多くの医師が施術可能に
・今以上の頻度で施術可能に
・もっと簡易的な施術に進化
このようなことが可能になれば、「がんと付き合いながら生活できる未来」があるかもしれません。
〜【重粒子線治療】の課題〜
【重粒子線治療】の課題は、まずは「正確性」です。
「がん細胞のある箇所にピンポイントで照射できる」と言っても、その為には条件があります。
・「動きのない臓器」であること
【消化器系臓器】のように、常に流動的に動いている臓器の場合は不可。
・「がん細胞」が飛散していないこと
1箇所に留まっている【固定がん】であることが必要。
つまり【現代の機械】では、まだまだ「正確性」に課題があるのです。
そしてもう1つの課題は、なんと言っても「広大な施設(機械)」を必要とすることです。
【重粒子線治療】は巨大な装置を使用しなければならず、その大きさは【東京ドーム】以上です。
この為、「治療を受けられる施設」は限定的になりますし、【費用】も高額になってしまいます。
しかし、【重粒子線治療】も「以下のように進化していけないだろうか?」と考えてしまいます。
・機械の小型化
・照射ポイント(正確性)の向上
この2点において「機械」が進化し、「通常の放射線治療」のような頻度で施術することが出来るようになれば。
「がんと付き合いながら生活できる未来」につながると思います。
■ 現段階では
最初に挙げた「4つの方法」のうちの「3つの方法」には、高額な治療費がかかります。
また、どの方法も「受けられる人の条件」が限定的である為、「誰でも気軽に受けられる方法」とはなっておりません。
その為、現段階で多くの人にオススメできるのは【環状ポリ乳酸】です。
・がん細胞への「直接的な効果」の報告
【アドリアシン・TS-1】という、効果(毒性)が弱い薬品(抗がん剤)とは言え、そのような【抗がん剤】に匹敵するという報告があがっている。
・「免疫力の向上」も
【抗がん剤】の場合、【通常細胞】にも攻撃してしまうが、そのような「副作用」はなく、むしろ【通常細胞】を活性化する働きまで報告されている。
・「リスク」もないと考えて良い
「食事療法」を含めて、殆どの方法には「リスク」が付きものだが、【環状ポリ乳酸】は「リスク」が極めて少ない(現段階では報告されていない)と、「長崎国際大学」からも報告されている。
・「がんの種類」を選ばない
「効果」に差はあるようですが、「がんの種類」も選ばないと報告されている。
・楽に行える
他の方法は、施術ができる場所(施設)が限られるため「通院」が必要となるが、これは「食品」なので、食事が可能な人であれば誰にでも実践することが出来る。
このような理由から、私は今まで【環状ポリ乳酸】を推奨してきました。
■ 将来的な期待へ
現段階で多くの人にオススメできるのは【環状ポリ乳酸】ですが、最初にも書いたように、今後は「がん細胞へ物理的に攻撃できる方法」に期待したいと思っています。
そのため、将来的には【ナノナイフでの手術】や【重粒子線治療】などの分野が進化して「簡易的に頻度高く受けられる」ようになれば、「がんと向き合いながら生きていくこと」も夢ではないように思います。
それからこの2つの方法以外では、「検査の分野」でも進化を期待したいですね。
現在の医療では、【がん検診】を受けていても全然完全とは言えないと感じます。
例えば「鏡・洋服・体重計」など、毎日「身体を映し出す物(接する物)」が「IoT化」されて、日々の体調からの「変調」として「早期発見」が出来るようになったりすることを想像なんかしたりします。
今回書いた内容に近いことが達成されるのは、おそらく何十年も先になると思いますが。
それでも、このようなことに希望を持ちたいと思います。
良い「ひらき直り」が生む、プラスの要素
これは【斎藤一人さん】の言葉です。
がんと向き合うにあたっては、良い意味での「ひらき直り」が必要だと私は思います。
今にして思い返してみると、闘病中の私自身も、知らない間に「ひらき直り」が生じていたと思います。
※ 私の場合、「生きること・死ぬこと」への興味が自然と消えていた、という表現が正しいように思います。
ここでは「ひらき直りが生むプラスの要素」として、私が思うことを列挙してみたいと思います。
1、不安・ストレスを溜めない
先日の記事にも書きましたが、「末期がん」を確実に治す方法は、残念ながら現代にはありません。
このことが受け入れられないと、大きな「不安・ストレス」が襲ってきます。
この「不安・ストレス」に打ち勝つことこそ、「ひらき直り」の意義と言っても過言ではありません。
2、冷静な判断をする為に
人間はどんな状態でも「不安・ストレス」を抱えたままだと、冷静な判断ができません。
【がんの情報】を調べる場合でも「何かを判断する場合」でも、大切なのは「冷静さ」です。
・【抗がん剤】を、どこまで続けるべきか
・【代替え療法】は、何を行うべきか
例えば「上記事項」には正解がありませんが、正解がないからこそ自分で判断しなければなりません。
〜考え方の例として〜
・【抗がん剤】を、どこまで続けるべきか
最初から「止める」という選択をするのではなく、まずは「休薬」から検討します。
「休薬」を実践するかどうか、実践後に再開するかどうかなど、お医者さんと相談しながら決めても良いと思います。
・【代替え療法】は、何を行うべきか
最初に考えるべきは「メリット」よりも「リスク」です。
「がんに罹患している状態」であれば、「リスク」が命取りになる可能性すらあるからです。
「全ての方法・判断」に対して、最初に「リスク」から確認する癖を付けた方が良い筈です(実際に私が実践した方法です)。
私ならこのような考えますが、このように考える為には「冷静さ」が必要だと思います。
3、病気以外のことに、気持ちが向くようになる
これも私の経験から言えることですが、「ひらき直り」の境地に辿り着くと「病気のこと」を忘れて、それ以外のことを考えて生活するようになります。
「それ以外のこと」とは、「やりたいと思っていること・大切な人との時間」などです。
どんな病気でも「病気のこと」は出来るだけ忘れた方が良いと思っていますが、現実を受け入れた上での「ひらき直り」であれば、自分のすべきことは「病気を意識しながら生活すること」ではないと、考えられるようになると思います。
このような境地に立った方が「時間の使い方」が有意義になるだけでなく、「心の健康」に繋がり、身体にとっても良い影響がある筈です。
4、諦めない為に必要なもの
【一人さん】の言うように、「ひらき直り」は「諦めること」と同じ意味ではありません。
むしろ「諦めない為に必要なもの」だと思います。
・「不安・ストレス」に打ち勝つ
・「冷静な判断」が出来るように
・「病気のこと」を忘れて生活する
これらのことは全て繋がっています。
最終的には「心の健康」となり、身体にも良い影響を与えるように思います。
最初にも言いましたが、「がんを確実に治す方法」は存在しません。
「少しでも可能性を上げる為には、何を行って何を止めるべきか?」
その都度その都度、自分自身で決定していかなければなりません。
だからこそ、良い意味での「ひらき直り」が、何よりも先に必要なことだと思います。
〜「希望」とは何か〜
久しぶりに「ブログ」を書きます。
(ご無沙汰しておりました)
このところ、この作業が手に付かない状況だったこともあるのですが。
それ以上に「がんの情報」の在り方について、少し考える時期でもありました。
まだ考えがまとまっていないものの、今思っていることを正直に書いてみようと思います。
少し辛辣になるかもしれませんが、ご容赦ください。
■ 少し心配に思っていること
この数年で「がんに関する情報」が、ネットで普及するようになりました。
【通常医療・代替え療法】に関して、今まで知り得なかった方法を多くの人が知る時代になりました。
しかし、それは良いことばかりではなく注意も必要だとすごく感じます。
■ 「軽視」されていないか?
この数ヶ月間、数名の人と話をする機会がありました。
その中で多い質問が「どうすれば治るの?」です。
信じられないかもしれませんが、「末期がんって治るものでしょ?」という前提で話をしてくる人が、この1〜2年で増えたように感じます。
私にはどうにも、この数年であらゆる「がんの情報」が流れるようになったことで、「がんという病気自体が、軽視されていないか?」と思えてなりません。
私も様々な情報を調べますが、そのような情報を見聞きしていると、「がんって、大体治る病気だよね?」と、錯覚する人が増えてもおかしくはないように感じることがあります。
確かに、数十年前と比べると「生存率や余命」は大きく向上しています。
しかし、決して侮って良い病気ではありません。
本当なら、声に上げて言いたいことではないのですが、あえて書かせて頂くと。
「病気を治す」ということにおいては、【通常医療】に勝る方法はないと思います。
特に「日本のがん治療」は、世界的に見ても高いレベルだとも思っています。
その【通常医療】を扱うお医者さんが、「難しい状況」と言うのならそれはやはり「難しい状況」です。
【代替え療法】などを模索するにしても、その前提をしっかり受け止めているか否かは重要だと思います。
■ 私が思う「希望」とは
【代替え療法】の意義について、私が思うことを書きます。
これは、私がずっと言い続けていることですが。
「絶対に治る方法は存在しない」ということです。
知人によくする話を書きます。
「スティーブ・ジョブズ氏」が、膵臓がんで亡くなったのは56歳の時です。
ジョブズ氏と言えば、世界でもトップクラスのお金持ちです。
彼の経済力を考えれば、「受けられない治療」はなかった筈です。
しかし、そんな彼でも56歳で亡くなっています。
ジョブズ氏の「最初の9ヶ月の治療方針」は、ここでは触れずにおきますが、あらゆる治療が受けられる人であっても、助からなかったということが事実です。
「絶対に治る方法は存在しない」のです。
(少なくとも現時点では)
「じゃあ、何のために代替え療法は行うのか?」
大切なのはここなのですが。
「絶対の方法はないけど、1%でも可能性を引き上げることはできる」と、私は思います。
数は少ないかもしれませんが、お医者さんから「難しい状況」と言われた人でも、生還した人はいます。 ※ 私もその1人だと思います。
だから「難しい状態」という事実は受け止めなければならないものの、「希望」まで捨てる必要はありません。
【スラムダンク】の名言ではありませんが、「諦めたら試合終了」なのですから!?
■ 「希望」と「受容」
ここまで書いてきたように、がんに対する「希望」は、現状を「受容」することとセットであるべきだと思います。
「受容」していないまま「希望」を模索する行為は、「有りもしないものを信じて探し続けること」になるため、それはいつか「大きな不安・ストレス」になって返ってきてしまいます。
私の知っている人も「現実を受け入れる覚悟がない状態」のままで【代替え療法】を模索している人もいますが、そのような人は「大きな不安・ストレス」を抱えてしまっている人が多いです…
※ 気持ちは痛いほどわかるのですが…
「末期がんと向き合うためには、良い意味でのひらき直りが大切」という言葉はよく耳にしますが、私もそうだと思います。
本当はこんな記事を書きたくはなかったのですが。
最初にも書いたように「がんの情報の在り方は、本当にこれで良いのか?」と思う機会が増えました。
簡単に様々な情報が手に入るようになった今だからこそ、「情報を手にする前の、心構え」が重要になったのではないかと思います。
食事療法よりも【環状ポリ乳酸】を優先すべき理由
残暑見舞い申し上げます。
最近、あることがキッカケで【細胞】について調べていました。
特に「細胞の老化」については、色々なデータや情報を見ておりますが、調べているうちに色々なことがわかり、今までとは考え方まで変わることになりました。
今回はそのようなお話をします。
■ 細胞同士で均衡を保っている
体内には、60兆を超える数の【細胞】がいます。
それぞれに役割があり、それを果たしながら均衡を保っています。
しかし、この均衡が崩れてしまい、それが長期化すると「病気」となって現れます。
【がん】もその1つです。
■【正常細胞】は老化し、【がん細胞】の勢力が増す
なぜ、細胞同士の均衡は崩れてしまうのだろうか?
色々な理由がありますが、最もわかりやすく、多い傾向にあるのが「細胞の老化」です。
【がん細胞】は、誰の身体にも毎日・数千個もの数が生まれており、それを【正常細胞】が死滅させている話はご存知だと思います。
・【正常細胞】は老化し、数が年々減少
・【がん細胞】は老化しない
【正常細胞】の勢力が衰えていくのに比例して、【がん細胞】の勢力は大きくなっていきます。
1、細胞の老化
2、細胞の均衡崩壊
3、がん化のリスク増大
こんな順番で考えてもらえますと、わかりやすいと思います。
しかも「老化した細胞」は体内に蓄積され、悪い物質の分泌を促します。
「細胞の老化」は加齢によって起こる現象であり、避けることはできません…
■「食事療法(改善)」の限界
「がんの罹患者」は、「細胞の老化」によって【正常細胞】の勢力が弱くなっている可能性が高いです。
その為、「正常細胞の若返り」を目指さないとなりません。
「食事療法を実践して、加齢で老化した細胞を若返らせることはできるのか?」
→ さすがにそれは難しいように思います。
「食事療法(改善)」でできるのは、「酸化ストレス」を減少させることまでだと思います。
「酸化ストレス」は「細胞の老化」を早めてしまう原因です。
これを減少させることで「老化を遅らせること」は期待できます。
「抗酸化物質」が豊富な食べ物に、「がんに良い食べ物」と言われる物が多い理由がこれです。
つまり、「食事療法(改善)」によって「細胞の老化」を遅らせることはできるかもしれません。
しかし、「細胞の若返り」までは難しいように思います。
■【環状ポリ乳酸】について考える
別の「記事・動画」でもお伝えしましたが。
知り合いに【環状ポリ乳酸】を飲み続けて、難病指定されている「成人スチル病」を完治した方がいます。
「がん」でもない疾患に対して、どうして【環状ポリ乳酸】が良い結果をもたらしたのか?
ずっと疑問に思っていましたが。
【環状ポリ乳酸:2つの作用】のうちの1つについて、考える必要があります。
<環状ポリ乳酸:2つの作用>
・がん細胞を死滅に追い込む(嫌気的解凍系の無効化)
・正常細胞の賦活効果
「正常細胞の賦活効果」を見てみますが
順番に言うと、このように作用しています。
・「ミトコンドリア」への酸素供給がスムーズに
・「ミトコンドリア」が活性化
・身体中の「正常細胞」が活性化
ここで大切なポイントは
【環状ポリ乳酸】が作用しているのは「ミトコンドリア」ということです。
■「ミトコンドリア」が、細胞を若返らせる
正常細胞には「オートファジー」という能力があります。
「老人から赤ん坊にまで若返る力」です。
しかし、「オートファジー」も加齢と共に減少します。
※ 20歳前後がピーク、60歳前後には大幅に減少。
この「オートファジー」は、「ミトコンドリア」によって実現します。
つまり「オートファジー」が減少するのは、「ミトコンドリア」の力が年々減少しているからです。
反対に言えば、「ミトコンドリア」を元気にすることができれば、「細胞の若返り化」への期待もできる、ということになります。
ここで振り返って欲しいのは、先ほどの【環状ポリ乳酸】の作用です。
<環状ポリ乳酸の作用>
・「ミトコンドリア」への酸素供給がスムーズに
・「ミトコンドリア」が活性化
・身体中の「正常細胞」が活性化
先ほども言いましたが
つまり、【環状ポリ乳酸】によって「細胞の若返り(オートファジー)」がされる可能性は、大いにあると考えられえるのです。
■ 成人スチル病の実績
【環状ポリ乳酸】に「ミトコンドリア」を元気にする作用があるとしても。
「細胞の若返りまでは、できないのでは?」と思うかもしれません。
ここで思い出して欲しいのが、私の知人で【成人スチル病】を完治してしまった方です。
この方は、発症当時「80代後半」だったので、「細胞の老化」はかなり進んでいる筈です。【成人スチル病】は「細胞の老化」と関係の深い疾患なので、その可能性が高いと言えます。
改善するためには、「細胞の若返り」などが実現しないと難しいように思います。
ところが、【環状ポリ乳酸】を飲み続けて、20ヶ月後には「完治」と言って良いレベルにまで改善したことを考えますと。
【環状ポリ乳酸】に「オートファジー」を促す効果をあったとしても、おかしくありません。
■ 環状ポリ乳酸:本当の意味とは
【環状ポリ乳酸】は微量ながら体内で生産されている物質です。
では、「何のために生産されている物質なのか?」という問いにぶつかりますが。
・「がん細胞の中」から発見された
・「がん細胞を死滅に追い込む性質」を持つ
このようなことから、「異常細胞(がん細胞)の増殖を、抑えるために作られた物質」と考えていました。
しかし、「正常細胞の賦活効果・ミトコンドリアへの作用」も踏まえると、「細胞同士の均衡を、調整する為に作られた物質」と、考える方が適切のように思います。
そして、「がん細胞を死滅に追い込む性質」は、「細胞同士の均衡を調整する役割」の中の、ほんの1つの役割に過ぎないのでは?
このように思うようになりました。
■「環状ポリ乳酸」と「食事療法(改善)」
「環状ポリ乳酸」と「食事療法(改善)」は、併用した方が良いと思います。
しかし、「どちらを優先すべきか?」となると【環状ポリ乳酸】です。
・食事療法(改善)
「細胞の老化」の遅延は期待できるが、「若返らせること」は難しい。
(改善ではなく、現状維持)
・環状ポリ乳酸
「細胞の若返り」を期待できる。
(改善への期待)
しかし、「がんの対策」に正解はありません。
正解がないからこそ、自分で納得した方法を選ばなければなりません。
今回の話は、「調べた情報」を元に私なりに考えた内容です。
これも絶対ではありませんので、ご参照程度に思って頂けると、良いのかなと思います。
【免疫力】ってなに?
「免疫力とは何なのだろうか?」
どうして私がこれを気になったのかと言うと、このことが気になったからです。
「免疫力が上がった状態とは、身体がどういう状態になっていることを指すのだろう?」
「身体をどういう状態に持っていけば良いのか」がわからなければ、免疫力を上げることなんて出来ないのでは?と考えたからなのですが。
早速、調べてわかったのが「医学の世界に、免疫力という定義がない」ということでした。
「免疫力が上がっている状態」は、「体内で起こっている具体的な事象」を指しているわけはないのだそうです。
言い換えると「目指すべき状態」がわからないようなものであり。
「免疫力を上げるための行為」とは何だか「ゴールのわからないマラソンみたいだな」と思ってしまいました・・・
しかし、そんなことを言っても始まりませんので、私は「免疫力を上げること」について、このように解釈しました。
<免疫力が上がった、2つの状態>
・「細胞の老化」が遅く、若々しい状態であること
・「腸内環境」を良い状態であること
なぜ、この2つの状態が「免疫力が上がっている状態」なのか?
答えはシンプルで、身体を外敵から守ったり、正常な状態を保つ為に働いているのは「細胞・腸内細菌」の2つだからです。
「細胞・腸内細菌にとって、良い環境にして上げること」=「免疫力を上げること」
こう考えることが、一番シンプルだと思いました。
「では、どうすることが良いのか?」について言うと、こうなるようです。
・「細胞の老化」を遅らせる方法
シンプルに「規則正しい生活」を送るしかないようです。
・バランスの良い食事
・規則正しい生活
・適度な運動
・しっかり睡眠をとる
・ストレスを抱え込まない
ありきたりですが、このように努めることが一番のようです。
・「腸内環境」を良い状態にする
これもよく聞く方法ですが、「発酵食品」を適度に食べることです。
代表的な食品が「お味噌」と「ヨーグルト」です。
しかし、どちらの食品も量には気をつけなければいけないようです。
「お味噌」は塩分過多に
「ヨーグルト」は消化不良に、注意が必要です。
それから、よく「生きた菌を、腸に届けなければ意味がない」と言われることがありますが、これは正しくないようです。
「死んだ菌」であっても、腸内にいる善玉菌のエサになり、それらの活性化に繋がるようなので、意味は大有りなのだそうです。
<今回の結論>
・規則正しい生活を送る
・発酵食品を、少しだけ意識的に食べる
重要なのは方法ではなく、どんな方法でも「身体の変化」を感じ取りながら、さじ加減を自分自身で調整することだと思います。
身体の声に耳を傾けながら、実践されてみてください。
【細胞分裂・がん・環状ポリ乳酸 】
まずは【細胞分裂】についてからです。
私たちの身体には「60兆個」とも言われる細胞が存在します。
この「膨大な数の細胞」には、それぞれに役割があり、それらが「協力・調整」し合いながら、私たちの身体は正常に機能しています。
なお、【細胞】は耐えず分裂を繰り返しておりますが、これも「全細胞の調和」を保つためには必要な活動です。
しかし、「1つの細胞」が分裂できる回数には限界があり、「50回前後」と言われています。
「分裂できなくなった細胞」のことを【老化細胞】と呼びます。
【老化細胞】は、そのまま身体に残る物が多く、加齢と共に蓄積されていきます。
「細胞の老化」によって引き起こされる異常は多く、【がん】もその1つです。
「細胞の老化」によって、体内ではこのような変化が起こります。
・【ミトコンドリア】の老化
・ 体内を守るために「有効な物質」の生産量が減少
・【がん細胞】などの攻撃を受けやすくなる
「健康の維持」においても「がんとの闘病」においても、「細胞の老化」をできるだけ防ぐことが、とても大切なことになります。
「細胞の老化」を進行させる要因とされるものがこちらです。
・酸化ストレス(肉体的・精神的)
・紫外線や放射線
・がん遺伝子の異常活性化
このような理由などから、「日常生活」の改善が必要とされるのです。
「細胞分裂」の回数には、【染色体】の一部である「テロメア」という部分に関連があるとされています。
「細胞が分裂」すると、「テロメア」の長さが短くなるのです。
つまり、「テロメア」の長さが足りなくなると【細胞】は分裂できなくなります。
ところが、【がん細胞】の「テロメア」は、分裂しても短くなりません。
【がん細胞】の【染色体】には、「テロメラーゼ」という酵素の亢進が確認されており、これが「テロメア」の長さを引き伸ばします。
・【正常細胞】は、分裂の回数に限度がある
・【がん細胞】は、分裂が無制限
このような恐ろしいルールが、私たちの身体に存在します。
体内に蓄積される【老化細胞】にも、悪い影響があります。
・ほとんどの臓器の「老化」を進行させる
・「サイトカイン」などの物質を分泌する
近年、高齢の方に「リウマチ性疾患」の人が増えているのは、これが原因だと考えられています。
ここで思い出して頂きたいのが、【環状ポリ乳酸 】と「リウマチ」についてです。
別の「動画・記事」でもお話しましたが、私の知人に、難病に指定された【リウマチ性疾患(自己免疫疾患)】から、劇的な改善を遂げた人がいます。
【リウマチ性疾患(自己免疫疾患)】とは、「細胞の調和」の異常から起因する疾患です。
これが【環状ポリ乳酸】によって改善されたとすると、このように考えることができます。
<考える材料>
・【環状ポリ乳酸】は、体内で生産される物質
・【死滅したがん細胞】の中から発見されている
・【環状ポリ乳酸】によって、【リウマチ性疾患(自己免疫疾患)】が改善されている
⬇︎⬇︎⬇︎
<上記から考えられること>
・【環状ポリ乳酸】は、「細胞の調和」を保つために生産されている
・【がん細胞】の増殖を抑える働きは、その一環である
これは「東海大学による研究」をまとめた本です。
・【がん】は、細胞異常によるものである
・【環状ポリ乳酸】には、【がん細胞】の暴走にブレーキをかける働きがある
上記の旨が書かれています。
また、【環状ポリ乳酸】には、「正常細胞・賦活作用」も確認されています。
【ミトコンドリア】への「酸素供給」を効率化することで、【ミトコンドリア】が活性化されることで起こるものです。
先ほど「細胞の老化」=「ミトコンドリアの老化」という旨をお話しましたが。
逆説的に言えば、「ミトコンドリアの活性化」=「細胞の若返り」ということになります。
このように、【環状ポリ乳酸】の「体内で生産されている意味」を考えていくと、この2つの作用が認められていることにも、説明がつくように思います。
もし、「身体中の細胞の調和」を、正常にコントロールする役割があるのであれば。
【環状ポリ乳酸】は、私が想像していた以上にスゴイ物であったと思います。
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