癌でも前向きになれるブログ(^^)

癌との向き合い方や、幸せになる為の考え方などを綴っていきます。

今後に期待したい【がん治療(代替え療法)】

今回の記事では、個人的に思う「今後に期待したい・がん治療」について書いてみます。

 

現在でも様々な【代替え療法】がありますが、それにも少し触れながら書いてみたいと思います。

 

■ 有効だと感じる「現在の代替療法

私個人が感じることですが、「現在の代替え療法」では、このようなものが良いと思っています。

 

・環状ポリ乳酸

・免疫療法

・ナノナイフによる手術

重粒子線治療

 

私が知るものでは、「がん細胞」に対して直接的な作用をする【代替え療法】は、この4つしかありません。

 

「期待値の高い方法」であるなら、「がん細胞」に対して直接的な発揮する方法であることは必須であるように思います。

 

■ 今後の期待できる方法とは

上記「4つの方法」の中で、最も今後の進化に期待をしたいのは、以下の2つだと考えています。

 

・ナノナイフによる手術

重粒子線治療

 

この2つが他の方法と大きく異なるのは、「がん細胞に対して物理的な攻撃を与える」という点です。

 

現在の【通常医療】で最も効果の高いのは【外科手術】になりますが、「がん細胞」を直接切り取ってしまうこの方法が最も適切な方法なのであれば、同じように「物理的なダメージ」を与える方法が最も有効だと思いました。

 

【ナノナイフでの手術】は、細い針のようなものを刺し、「コンマ何秒かの高圧電流」を連続して流します。

 

【がん細胞】を「電流の熱によって焼き殺す」という方法です。

 

重粒子線治療】は「がん細胞が存在する箇所」だけをピンポイントで爆発させる放射線治療です。

 

どちらの方法も「がん細胞をピンポイントで、熱によって死滅させる」というアプローチが共通しています。

 

■ 現段階における効果は?

【ナノナイフでの手術】と【重粒子線治療】は、「膵臓がん」の治療として用いられることが多い方法です。

 

では「ステージ3〜4:膵がん」の場合における効果が、どの程度のものかを調べてみました。

 

・通常医療のみの場合

比較のために【通常医療】のみでの話からです。

【膵がん】は最もに進行の早い部類の1つのため、非切除の場合、見つかってから「3〜4ヶ月程度」で亡くなるケースが多いです。

 

・ナノナイフでの手術

完治に至るケースはほぼありませんが、見つかってから「2年後」など、【延命効果】は認められています。

 

重粒子線治療

完治に至るケースはほぼありませんが、見つかってから「3年後」など、【延命効果】は認められています。

 

このように、現段階では「完治」させる治療とまではいかないものの、【延命効果】として、一定の効果が出ているのは間違いなさそうです。

 

■ 現段階での課題

【ナノナイフでの手術】と【重粒子線治療】の「課題」について見てみます。

 

〜費用面〜

まずは、やはりなんと言っても「費用」です。

 

・ナノナイフでの手術:200〜300万円

重粒子線治療:400〜500万円

 

重粒子線治療】の場合、一部「保険」が適用になるケースもあるようですが、まだまだ一般的ではないため、ほとんどのケースでは【自費医療】になります。

 

〜【ナノナイフ】の課題〜

まず【ナノナイフでの手術】の課題は、「施術できる医師」が圧倒的に少ないことです。

 

「厳密に何名の方が出来るのか?」は、私もしっかり把握しておりませんが、恐らく「日本に数名程度」だと思われます。

 

それにまだ「検証段階の医療行為」のため、「安全面」もしっかり整備されておらず、頻度を高くして施術を受けることができません。

 

しかし将来的に、もし以下のように進化したらどうなるでしょうか?

 

・多くの医師が施術可能に

・今以上の頻度で施術可能に

・もっと簡易的な施術に進化

 

このようなことが可能になれば、「がんと付き合いながら生活できる未来」があるかもしれません。

 

〜【重粒子線治療】の課題〜

重粒子線治療】の課題は、まずは「正確性」です。

 

「がん細胞のある箇所にピンポイントで照射できる」と言っても、その為には条件があります。

 

・「動きのない臓器」であること

【消化器系臓器】のように、常に流動的に動いている臓器の場合は不可。

 

・「がん細胞」が飛散していないこと

1箇所に留まっている【固定がん】であることが必要。

 

つまり【現代の機械】では、まだまだ「正確性」に課題があるのです。

 

そしてもう1つの課題は、なんと言っても「広大な施設(機械)」を必要とすることです。

 

重粒子線治療】は巨大な装置を使用しなければならず、その大きさは【東京ドーム】以上です。

 

この為、「治療を受けられる施設」は限定的になりますし、【費用】も高額になってしまいます。

 

しかし、【重粒子線治療】も「以下のように進化していけないだろうか?」と考えてしまいます。

 

・機械の小型化

・照射ポイント(正確性)の向上

 

この2点において「機械」が進化し、「通常の放射線治療」のような頻度で施術することが出来るようになれば。

 

「がんと付き合いながら生活できる未来」につながると思います。

 

■ 現段階では

最初に挙げた「4つの方法」のうちの「3つの方法」には、高額な治療費がかかります。

 

また、どの方法も「受けられる人の条件」が限定的である為、「誰でも気軽に受けられる方法」とはなっておりません。

 

その為、現段階で多くの人にオススメできるのは【環状ポリ乳酸】です。

 

・がん細胞への「直接的な効果」の報告

【アドリアシン・TS-1】という、効果(毒性)が弱い薬品(抗がん剤)とは言え、そのような【抗がん剤】に匹敵するという報告があがっている。

 

・「免疫力の向上」も

抗がん剤】の場合、【通常細胞】にも攻撃してしまうが、そのような「副作用」はなく、むしろ【通常細胞】を活性化する働きまで報告されている。

 

・「リスク」もないと考えて良い

「食事療法」を含めて、殆どの方法には「リスク」が付きものだが、【環状ポリ乳酸】は「リスク」が極めて少ない(現段階では報告されていない)と、「長崎国際大学」からも報告されている。

 

・「がんの種類」を選ばない

「効果」に差はあるようですが、「がんの種類」も選ばないと報告されている。

 

・楽に行える

他の方法は、施術ができる場所(施設)が限られるため「通院」が必要となるが、これは「食品」なので、食事が可能な人であれば誰にでも実践することが出来る。

 

このような理由から、私は今まで【環状ポリ乳酸】を推奨してきました。

 

■ 将来的な期待へ

現段階で多くの人にオススメできるのは【環状ポリ乳酸】ですが、最初にも書いたように、今後は「がん細胞へ物理的に攻撃できる方法」に期待したいと思っています。

 

そのため、将来的には【ナノナイフでの手術】や【重粒子線治療】などの分野が進化して「簡易的に頻度高く受けられる」ようになれば、「がんと向き合いながら生きていくこと」も夢ではないように思います。

 

それからこの2つの方法以外では、「検査の分野」でも進化を期待したいですね。

 

現在の医療では、【がん検診】を受けていても全然完全とは言えないと感じます。

 

例えば「鏡・洋服・体重計」など、毎日「身体を映し出す物(接する物)」が「IoT化」されて、日々の体調からの「変調」として「早期発見」が出来るようになったりすることを想像なんかしたりします。

 

今回書いた内容に近いことが達成されるのは、おそらく何十年も先になると思いますが。

 

それでも、このようなことに希望を持ちたいと思います。